沖縄のパリジェンヌ

宮城敦子

2021年12月14日 23:44


「夏休みどうしてた?」
かなり前のことだけど、、、地元某大学の友人の話。
大学時代の休み明けはそんな話題で盛り上がります。
地元大学の友人たちは帰省などほとんどなかったようですが。。。(地元だからね)


そこである学生が放った一言が
「パリ!」
だったそうで、さすがにみんな驚いた!!
夏休み前には海外旅行の一言もなかったのに・・・いきなりパリかよ~。
「パリで、日焼けした」
と、自慢げに腕の日焼け跡を見せてくれたそうです。


「夏のフランスは沖縄以上に暑いのか。すごい日焼けだね」
「ふ、ふらんす・・・?」
なぜか話がかみ合わない。
あ、フランスのパリではなく、バリ島の「バリ」の聞き間違いか・・・
と思い、よくよく話を聞いてみると。。
宮古島出身の彼女が過ごしたのは
フランスのパリではなく、バリ島でもなく、
なんと・・・

宮古島のパリ、すなわち「畑」だったのです。
畑仕事を手伝っていたというわけでして。
宮古島では「畑」のことを「ぱり」というのだそうです。

その後、彼女は「パリジェンヌ」と呼ばれたとか。。。
沖縄にもいたんですね、パリジェンヌが!

畑に行くときは「パリに行く」と言おうかな。(笑)





2019年に行ったルーブル博物館です


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