宮城敦子の薬剤師クララがいく！

　
時は20数年前。
R大の学生だった妹がホテルのラウンジでピアノを弾くというバイトをしていた。

教育学部の音楽専攻だったので、当然！ピアノは上手だ。
某コンクールで優勝したこともある。。。（と、自慢話はここまで）

ホテルラウンジのリサーチという大義名分のもと、
（ピアノの曲とか、ピアニストの服などの・・・）
姉ちゃん風をふかせて「ホテルラウンジでゆくる」という、
大人っぽいシチュエーションを試みた。
あはは。
私の株もどーんと上がったものだ。


ここは、リージェントホテル（現在のホテルナハテラス）。
う～ん、高級ホテルのラウンジは、なんとな～くミステリアス。
「ミステリアス」には、いくらかの不安要素が含まれているから
ちょっと落ち着かない。（苦笑）
何が不安なのか？＾＾

さて、不安はこんなところで露呈してしまった。
会計だ。

なんと。
はるかに予算オーバー。
「喫茶店でケーキセット」の感覚だったから、、、あわてた、あわてた。
5000円札からおつりが少々、、、だった。

そう、ここはホテルラウンジ。しかも、夜☆☆

見栄っ張りの姉さんは何食わぬ顔で会計を済ませた。
「また行こうね」と言った妹の笑顔をさりげなくスルーするしかなかった。


今なら言える。
「よし、行くぞ」「ど～んとこい！！」