2007年11月16日
ブラックペアン1988
久しぶりにリウボウブックセンターリブロに行ったのが、先週・・・。
あ~、海堂尊の新刊がでてたんだ。
初版が9月末なのに、すでに3刷りだなんて、びっくり。
「ブラックペアン1988」 手に取るや否やレジへ直行。
いっきに読んじゃいました。仕事たまっているというのにい。
1988年といえば、私が医療界にデビューして間もない頃だ。なんだか懐かしい。
「大学病院で、はじめてIVHを取り入れた」・・・のくだりに懐かしさ倍増。
そうそう、私が県立N病院にいたとき、クリーンベンチで高カロリー輸液の無菌調整をしていた。
って、私は新人だったので先輩薬剤師の無菌操作を見学&雑用だったけど。(笑)
当時は、病棟活動や無菌調整のハシリで、いろんなことを学んだ。
そして、まもなく・・・
民間病院に就職して、薬剤師業務以外のことを多く学ばせてもらった。
病棟回診にもついたし、オペ見学もした。
無影燈の下で、力なく横たわっている人体。あまりにも清潔で無機質なオペ室。
肉が焼けた匂いと血の匂いが、私の嗅覚に残っている。(電気メスだったので)
生々しい臓器も覚えている。
さて、件のブラックペアン。
銀色に輝くペアンではなく、ブラックのペアン。なにやら意味深だ・・・。
研修医の視点で物語がすすむ。
専門用語あり、オペシーンありで読み応えあり!です。
1988年、昭和63年。
ブラックペアン1988で懐古の情が・・・。
今日はまだ、眠れないなあ。
Posted by 宮城敦子 at 00:44│Comments(0)
│読書の時間